令和4年度も引き続き、対象者に限り無料の風しん抗体検査を受けることができます。
風しんは予防接種で予防可能な感染症です。
抗体を持たない又は低い抗体価の妊娠前半期の女性が風しんにかかると、心疾患や白内障、難聴など「先天性風しん症候群」の子供が生まれることがあります。
女性は妊娠前に風疹抗体を調べておくことをおすすめします。また妊娠予定の女性のみではなく、同居する男性やその他のご家族も抗体があったほうがよいでしょう。妊婦の周りにいる方は、風しんを発症しないよう予防に努めてください。
なお、妊娠を希望される女性やその配偶者、低抗体価の妊婦の配偶者は、東京都や江東区が実施する「風しん抗体検査」を受けることで、ご自身に風しんの発症や重症化を予防できる免疫があるか確認することができます。
定期接種対象者は、予防接種を受けましょう。
江東区では下記対象者に風疹の抗体検査及びワクチン接種の助成(全額助成)がございます。該当される方はお問い合わせください。
●江東区 風しん抗体価検査
検査費用:無料
対象者 ①19~49歳の妊娠を希望または予定している区民の女性
②上記対象①の同居者(19歳以上)
③風しん抗体価が低い妊婦の同居者
※上記対象者のうち、一年以内に区の費用助成により抗体検査及び予防接種を受けている方は対象外です。
※検査の申込書は当院の受付にご用意してありますので、保険証をご持参のうえ来院されて下さい。
●江東区 風しん・MR予防接種
接種費用:無料
対象者 風しん抗体検査の対象者のうち低い風しん抗体価(HI法:16倍以下、EIA法:8未満)の方
お電話等でご予約の上、本人確認のできる健康保険証等、および抗体検査を他院で施行された場合には、検査結果をご持参ください。
予防接種問診票は受診時にご記入いただきます。
接種するワクチンはMR(風しん・麻しん(はしか)混合)ワクチンになります。
※妊娠中あるいは妊娠している可能性のある方は、風しん予防接種を受けられません。
※接種後2か月間は、妊娠を避ける必要がありますので、ご注意ください。
詳細は下記をご参照下さい。
https://www.city.koto.lg.jp/260502/fukushi/hoken/yobo/31fuusin.html
●昭和37年度~昭和53年度生まれの男性
上記の方もお住まいの自治体から、原則無料で風しんの抗体検査と予防接種を受けていただけるクーポン券が発送されています。
検査の際に、クーポン券をご持参ください。
ご不明な点がございましたらお問い合わせください。
魚住総合クリニック 03-3643-0015