【2026年度】江東区のインフルエンザ予防接種のご案内(65歳以上の定期接種・こどもの助成・区の対象ではない方/新型コロナワクチンとの同時接種)

今年の江東区は、接種開始が例年より早まっています

江東区では、今年はインフルエンザの流行入りが例年より早かったため、区のインフルエンザ予防接種の開始日が前倒しされました。

  • 65歳以上の方などの定期接種:令和8年9月18日(金)から、予診票がお手元に届き次第接種できます
  • こどもの接種費用の助成:令和8年9月16日(水)から助成の対象です

当院でも、令和8年9月25日(金)からインフルエンザ予防接種を行っています(インフルエンザの注射は予約不要です)。65歳以上の方などの新型コロナワクチン(区の定期接種・10月1日から)も、インフルエンザと同じ日に接種できます(接種できるかは、問診・診察のうえで医師が判断します)。区の対象ではない方の新型コロナワクチン(自費)も行っています。新型コロナワクチンは、お電話でのご予約が必要です。

厚生労働省は、日本ではインフルエンザが例年12月〜3月に流行し、1月末〜3月上旬に流行のピークを迎えることから、「12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましい」としています。ワクチンは接種後すぐに効くわけではなく、効果が出るまでに約2週間かかり、十分な効果が続くのは接種後約2週間から約5か月とされています。早めの接種をご検討ください。

あなたが受けられる接種は?

対象の方 接種の種類 お支払い(1回)
65歳以上の方など(江東区・東京23区にお住まいの方) 区のインフルエンザ定期接種(①) 江東区の方:2,500円(75歳以上の方などは無料)
江東区以外の23区の方:お住まいの区の自己負担額
江東区にお住まいの高校3年生相当までの方 区のこどもの助成(②) 注射 1,850円/フルミスト® 4,030円
上のどちらにもあてはまらない方(下の※もご覧ください) 任意接種(自由診療)(③) 注射 3,850円/フルミスト® 8,030円
65歳以上の方など(江東区・東京23区にお住まいの方・新型コロナ) 区の新型コロナ定期接種(⑤) 江東区の方:2,500円(75歳以上の方などは無料)
江東区以外の23区の方:お住まいの区の自己負担額
区の対象ではない方(新型コロナ) 任意接種(自由診療)(⑥) 13,200円(税込)

※江東区以外の東京23区にお住まいの65歳以上の方などは、10月1日から、お住まいの区のインフルエンザ・新型コロナの予診票で、当院でも定期接種を受けられます(自己負担額はお住まいの区の額です。対象・期間はお住まいの区にご確認ください)。

今シーズンのワクチンについて(厚生労働省の情報より)

  • 今シーズンのワクチンは、3種類のウイルス(A型2種類・B型1種類)に対応しています。3種類とも昨シーズンから入れ替わっています。厚生労働省も、昨年接種を受けた方に、今年の接種の検討を呼びかけています。
  • 高用量インフルエンザワクチンについて:国は、75歳以上の方の定期接種に高用量ワクチンを加える方針です。ただし、製造販売業者の薬事承認が遅れているため、令和8年度からの実施は見送られました(実施の時期は、国があらためて検討します)。当院でも今シーズンは取り扱いがありません。今年度の区の定期接種は、従来のワクチンで行います。
  • ワクチンの量:国は、今シーズンは近年の使用量を超える約5,190万回分が供給される見込みで、適切に使用すれば不足は生じないとしています。

ワクチンの効果

インフルエンザワクチンは、接種すれば絶対にかからない、というものではありません。それでも、厚生労働省は、発病を抑える効果に加えて、重症化や死亡を防ぐ効果も期待できるとしています。

  • 65歳以上の高齢者福祉施設に入所している方では、発病を34〜55%、死亡を82%防ぐ効果があったとされています(国内の研究・平成11年度)。
  • 6歳未満のお子さまでは、発病を防ぐ有効率は60%と報告されています(2015/16シーズンの研究)。

注射のワクチンと鼻に噴霧するワクチン(フルミスト®)の違い

注射 フルミスト®
接種の方法 腕に注射します(皮下注射) 左右の鼻に噴霧します(針を使いません)
ワクチンの種類 不活化ワクチン 経鼻弱毒生ワクチン
対象年齢 生後6か月以上(当院ではお子さまは3歳以上を原則としています) 2歳以上19歳未満(当院でも2歳から接種できます)
接種回数 13歳未満:2回(2〜4週間あけます)
13歳以上:1回
1回
料金(区の対象ではない方・税込) 1回 3,850円 1回 8,030円
ご予約 不要 必要(在庫の確認のため)
主な副反応 接種した部位の赤み・腫れ・痛み、発熱・頭痛・だるさなど 鼻水・鼻づまり、のどの痛み、せきなど

どちらのワクチンも、接種できるかどうかは問診・診察のうえで医師が判断します。注射のワクチンは、3歳未満のお子さまはご相談ください。

① 65歳以上の方など(江東区のインフルエンザ定期接種)

項目 内容
対象 接種日に満65歳以上の江東区民の方
接種日に60〜64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害で身体障害者手帳1級をお持ちの江東区民の方
江東区以外の東京23区にお住まいの方 10月1日から、お住まいの区の予診票で当院でも接種を受けられます(自己負担額・免除の条件・期間は、お住まいの区の制度によります。お住まいの区にご確認ください)
期間 令和8年9月18日(金)以降、予診票が届き次第〜令和9年1月31日(日)
自己負担額 2,500円(1回のみ)
自己負担が免除になる方 75歳以上の方(令和9年3月31日までに75歳になる方を含む)
生活保護受給者の方・中国残留邦人等支援給付を受けている方(予診票に免除の印刷がない方は、接種前に福祉事務所へお申し出ください)
  • 予診票は、9月18日に江東区から水色の封筒で発送されています(新型コロナワクチンの予診票と同封)。
  • 60〜64歳で対象となる方は、予診票の入手方法を江東区(保健予防課 ワクチン管理係 03-3647-8638)へご確認ください。
  • 予診票には「令和8年10月1日から」と印刷されていますが、江東区内の指定医療機関では9月18日から接種できます(江東区の案内より)。
  • 9月18日より前に接種した場合は、全額自費となります。
  • 予診票を紛失した方は、江東区への再交付の申請が必要です(9月30日までは区の窓口での申請のみ、10月1日以降は電子申請または電話でも申請でき、郵送で届くまで1週間〜10日ほどかかります)。
  • ご来院の際は、予診票とマイナ保険証をお持ちください。

② こども(江東区のインフルエンザ予防接種費用の助成)

江東区にお住まいの平成20年4月2日〜令和8年7月1日生まれの方(高校3年生相当まで)は、接種費用の一部が助成されます。助成期間は令和8年9月16日(水)〜令和9年1月31日(日)です。

生年月日 注射 フルミスト®
令和7年2月2日〜令和8年7月1日 2回まで(1回につき2,000円を助成) 助成の対象外
平成25年10月2日〜令和7年2月1日 2回まで(1回につき2,000円を助成) 1回(4,000円を助成)
平成20年4月2日〜平成25年10月1日 1回(2,000円を助成) 1回(4,000円を助成)
  • 接種費用から助成額を差し引いた額をお支払いいただきます。当院では、注射は1回1,850円、フルミスト®は1回4,030円です。
  • 生活保護世帯の方は、年齢とワクチンの種類に応じて最大2回、接種費用の全額が助成されます(生活保護受給者証明書をお持ちください)。
  • 注射とフルミスト®の両方を接種した場合、後から接種したワクチンの費用は自費になります。
  • 江東区から届いた予診票が必要です。予診票を使わずに接種した場合は助成の対象外となり、後からの払い戻しもできません。
  • 9月16日より前に接種した場合は、全額自己負担となります。
  • ご来院の際は、予診票と母子健康手帳をお持ちください。
  • 当院では、注射のワクチンは3歳以上のお子さまの接種を原則としています(3歳未満のお子さまはご相談ください)。フルミスト®は2歳から接種できます。

③ 区の対象ではない方(任意接種・自由診療)

区の定期接種・助成の対象ではない方も、当院で接種を受けられます。

■ 接種内容:季節性インフルエンザワクチンの接種(予防接種法に基づかない任意接種・自由診療=公的医療保険は使えません)

■ 費用(税込・総額):

  • 注射のワクチン:1回 3,850円(13歳以上の方は1回、13歳未満の方は2回の接種が一般的です)
  • 鼻に噴霧するワクチン(フルミスト®):1回 8,030円(2歳以上19歳未満の方のみ・要予約)
  • 上記のほかに診察料などはかかりません(初診の方も同じ金額です)。

■ 主な副反応:接種した部位の赤み・腫れ・痛み、発熱・頭痛・寒気・だるさなどがみられることがあります。多くは2〜3日で治まります。フルミスト®では、鼻水・鼻づまりなどがみられることがあります。まれに、アナフィラキシー(強いアレルギー反応)などの重い副反応が起こることがあります。

■ 接種を受けられない方:接種当日に明らかな発熱(37.5℃以上)がある方/重い急性の病気にかかっている方/過去にインフルエンザワクチンの成分で強いアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こしたことがある方。フルミスト®は、ぜんそくのある方、重いアレルギー性鼻炎のある方、生物学的製剤を使用中の方、妊娠中の方、免疫機能に異常がある方・免疫を抑える治療を受けている方は接種できません。

■ 事前に医師へお申し出いただきたい方:心臓・腎臓・肝臓・血液の病気のある方/けいれんを起こしたことがある方/免疫不全と言われたことがある方、近親者に先天性免疫不全の方がいる方/間質性肺炎・ぜんそくのある方/鶏卵・鶏肉など鶏由来のものにアレルギーのある方/妊娠中の方(注射のワクチン)/アスピリン(川崎病などで飲む少量のアスピリンを含む)やジクロフェナク・メフェナム酸などのお薬を服用中の方(フルミスト®)。接種できるかどうかは、問診・診察のうえで医師が判断します。

■ お問い合わせ:お電話 050-1784-5222(音声ガイダンスで「9」を選択)

④ 鼻に噴霧するワクチン(フルミスト®)

フルミスト®は、注射ではなく鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチン(経鼻弱毒生ワクチン)です。当院では今シーズンもフルミスト®を取り扱っています。在庫の確認が必要なため、事前のご予約が必要です(お電話または窓口で承ります)。

  • 対象年齢:2歳以上19歳未満の方(当院でも2歳から接種できます)
  • 接種回数:1回
  • 主な副反応:鼻水・鼻づまり、のどの痛み、せきなどがみられることがあります
  • 接種できない方:ぜんそくのある方、重いアレルギー性鼻炎のある方、生物学的製剤を使用中の方、妊娠中の方、免疫機能に異常がある方・免疫を抑える治療を受けている方、過去にインフルエンザワクチンの成分で強いアレルギー反応を起こしたことがある方 など。接種できるかどうかは、問診・診察のうえで医師が判断します
  • アスピリン(川崎病などで飲む少量のアスピリンを含む)やジクロフェナク・メフェナム酸などのお薬を服用中の方は、事前にお申し出ください
  • 費用は「③ 区の対象ではない方」をご覧ください。江東区にお住まいで、区から届いた予診票をお持ちの方は、江東区のこどもの助成(1回4,000円)を使うこともできます

⑤ 新型コロナワクチン(65歳以上の方などの江東区の定期接種)

当院では、区の新型コロナワクチン定期接種も行います。当院で使用するワクチンなど、新型コロナワクチンのくわしいご案内は当院ブログの新型コロナワクチンの記事(近日公開)をご覧ください。インフルエンザワクチンと同じ日に接種できます(接種できるかは、問診・診察のうえで医師が判断します)。

項目 内容
対象 接種日に満65歳以上の江東区民の方
接種日に60〜64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害で身体障害者手帳1級をお持ちの江東区民の方
江東区以外の東京23区にお住まいの方 10月1日から、お住まいの区の予診票で当院でも接種を受けられます(自己負担額・免除の条件・期間は、お住まいの区の制度によります。お住まいの区にご確認ください)
期間 令和8年10月1日(木)〜令和9年3月31日(水)
回数 1回
自己負担額 2,500円
自己負担が免除になる方 75歳以上の方(令和9年3月31日までに75歳になる方を含む)
生活保護受給者の方・中国残留邦人等支援給付を受けている方
  • 予診票は、インフルエンザの予診票と同じ水色の封筒に入っています。
  • お電話でのご予約が必要です(050-1784-5222、音声ガイダンスで「9」を選択)。

⑥ 区の対象ではない方の新型コロナワクチン(任意接種・自由診療)

区の定期接種の対象ではない方も、当院で新型コロナワクチンの接種を受けられます。

■ 接種内容:新型コロナワクチンの接種(予防接種法に基づかない任意接種・自由診療=公的医療保険は使えません)。対象年齢は、お電話でお問い合わせください。

■ 費用(税込・総額):1回 13,200円(接種回数は通常1回です。年齢や接種歴により異なる場合があります)。当院で扱うどのワクチンでも同じ料金で、ほかに診察料などはかかりません。

■ 主な副反応:接種した部位の痛み・腫れ、疲れやだるさ、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、発熱、リンパ節の腫れなどがみられることがあります。多くは数日以内に治まります。まれに、アナフィラキシー(強いアレルギー反応)や心筋炎・心膜炎などの重い副反応が報告されています。

■ 接種を受けられない方:接種当日に明らかな発熱(37.5℃以上)がある方/重い急性の病気にかかっている方/過去に新型コロナワクチンの成分で強いアレルギー反応を起こしたことがある方。持病のある方、妊娠中の方、血液をさらさらにするお薬(抗凝固薬)を服用中の方などは事前にお申し出ください。接種できるかどうかは、問診・診察のうえで医師が判断します。

■ ご予約・お問い合わせ:お電話でのご予約が必要です。050-1784-5222(音声ガイダンスで「9」を選択)

よくある質問

昨年も受けました。今年も受けたほうがよいですか?
はい。ワクチンの効果が十分に続くのは約5か月とされています。また、今シーズンのワクチンは、対応する3種類のウイルスがすべて昨シーズンから入れ替わっています。厚生労働省も、昨年接種を受けた方に今年の接種の検討を呼びかけています。
新型コロナワクチンと同じ日に受けられますか?
はい。当院では、インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンを同じ日に接種できます。接種できるかは、問診・診察のうえで医師が判断します。
75歳以上は高用量ワクチンになると聞きました。
国は75歳以上の方の定期接種に高用量ワクチンを加える方針ですが、製造販売業者の薬事承認の遅れにより、令和8年度からの実施は見送られました(実施の時期は、国があらためて検討します)。今年度の区の定期接種は、従来のワクチンで行います。当院でも今シーズンは高用量ワクチンの取り扱いはありません。
注射とフルミスト®は、どちらがよいですか?
フルミスト®は針を使わず、1回の接種で済みます。一方、ぜんそくのある方など、フルミスト®を受けられない方もいます。なお、フルミスト®の発症予防効果は、承認申請時の資料で28.8%とされています(注射のワクチンとは別の試験での数字のため、単純には比べられません)。国の審議会では、小児への経鼻ワクチンの有効性・安全性は、注射のワクチンと大きく変わらないと評価されています(2023年の審議。下の参考欄「高用量インフルエンザワクチンについて」の資料に経緯として記載)。お子さまの年齢や体調、持病に合わせて医師がご説明しますので、ご相談ください。
ぜんそくがあってフルミスト®が受けられない場合は?
注射のワクチンの接種をご検討いただけます。ぜんそくのある方は、注射のワクチンでも事前にお申し出ください。接種できるかどうかは医師が判断します。
卵アレルギーがあります。
鶏卵・鶏肉など鶏由来のものにアレルギーのある方は、事前にお申し出ください。問診・診察のうえで、接種できるかどうかを医師が判断します。
12月中旬を過ぎてしまいました。
厚生労働省は「12月中旬までに接種を終えることが望ましい」としていますが、区の定期接種・こどもの助成は令和9年1月31日まで受けられます。ご相談ください。

ご予約方法

  • インフルエンザの注射:ご予約は不要です。内科の診療時間内に、直接ご来院ください。
  • 鼻に噴霧するワクチン(フルミスト®):在庫の確認が必要なため、ご予約が必要です。お電話または窓口でお申し込みください。
  • 新型コロナワクチン(区の定期接種・自費とも):お電話でのご予約が必要です。

お電話:050-1784-5222(音声ガイダンスで「9」を選択してください。休診日・受付時間外はおつなぎできません)

  • 当院でのインフルエンザ予防接種は令和9年1月31日(日)までです(水曜・日曜・祝日は休診です)。
  • ワクチンの入荷状況によっては、ご希望の日に接種をお受けできない場合があります。
  • 発熱などで当日の接種を見合わせた場合、接種のための問診・診察の費用はいただきません。
  • ただし、発熱などの症状について検査や治療を行った場合は、通常の保険診療として費用(自己負担分)がかかります。保険証(マイナ保険証)をお持ちください。
  • 区のインフルエンザの定期接種・こどもの助成は令和9年1月31日まで(新型コロナの定期接種は3月31日まで)です。延期された方は、お早めにご来院ください。

万一、健康被害が起きたとき

予防接種の後に、まれに重い健康被害が起きることがあります。その場合は、公的な救済制度があります。

  • 区の定期接種(65歳以上の方などのインフルエンザ・新型コロナ):国の認定を受けた場合に、予防接種法に基づく「予防接種健康被害救済制度」の対象となります。
  • 任意接種(こどもの区の助成を使った接種を含む):「医薬品副作用被害救済制度」(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構=PMDA)などの対象となる場合があります。

内科の診療日

内科の診療日・受付時間は曜日によって異なります。最新の情報は当院ホームページをご確認ください。

※本記事の区の制度に関する内容は2026年9月26日時点の江東区ホームページ、国の情報は同日時点の厚生労働省の公表資料に基づいています。

監修:魚住総合クリニック 内科
東京都江東区永代/東京メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町駅」徒歩4分