花粉症で果物がかゆい?口腔アレルギー症候群(OAS・PFAS)と検査・治療について

🌸 花粉症の方に知ってほしい

口腔アレルギー症候群(OAS)・花粉‐食物アレルギー症候群(PFAS)とは?

春になると、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの花粉症症状だけでなく、
果物や生野菜を食べたときに、口の中や喉がかゆくなる・イガイガするといった症状が出る方がいらっしゃいます。

これは
口腔アレルギー症候群(OAS)
または
花粉‐食物アレルギー症候群(PFAS)
と呼ばれるアレルギー反応です。


なぜ起こるの?

花粉症では、体が花粉中のタンパク質を「異物」として認識しています。
そのため、花粉と構造が似ているタンパク質を含む果物や野菜を食べた際に、免疫が誤って反応してしまうことで症状が起こります(交差反応)。


主な症状

食後数分以内に、以下のような症状が出ることが多いです。

  • 口の中、唇、舌、喉のかゆみ

  • イガイガ感、ムズムズ感

  • 軽い腫れ

多くは口の中だけの軽い症状ですが、まれに全身症状(アナフィラキシー症状)を伴うこともあるため注意が必要です。


🥗 反応しやすい食べ物

  • リンゴ、モモ、ナシ、キウイ

  • トマト、ニンジン、セロリ

  • ナッツ類 など

※加熱すると症状が出にくくなる場合もあります。


🌿 花粉症との深い関係

OAS / PFASは、花粉症をお持ちの方に多くみられるのが特徴です。
特に春の花粉飛散時期には症状が強く出ることがあります。

▶ 春の花粉症について詳しくはこちら
(サーモフィッシャー公式サイト)
https://www.thermofisher.com/allergy/jp/ja/allergy-causes/respiratory-and-other-allergies/spring-allergy.html?cid=0ol_pnt_28092023_A2QRZ0


🩺 当院でできる検査・治療について

■ アレルギー検査が可能です

当院では、血液検査によるアレルギー検査を行っています。

  • どの花粉が原因か

  • 食物アレルギーとの関連があるか

を調べることで、症状の原因を明確にすることができます
「花粉症だと思っていたけど、原因が違った」というケースも少なくありません。


🌱 アレルゲン免疫療法(減感作療法)について

アレルゲン免疫療法は、以前は減感作療法とも呼ばれていた治療法です。

アレルギーの原因となっている
アレルゲン(スギ花粉・ダニなど)を少量ずつ体に取り入れ、反応を弱めていく治療です。

治療方法

  • 皮下免疫療法(注射)*当院では実施しておりません

  • 舌下免疫療法(舌の下にお薬を投与)

特徴

  • 治療期間は3〜5年と長期になります

  • ただし、アレルギーの治療の中で、根本的な改善(治癒)が期待できる可能性のある唯一の治療法です

治療開始時期

  • スギ花粉症:花粉が飛散していない時期
     👉 6月〜11月頃に開始

  • ダニアレルギー:時期を問わず開始可能

原因の確定診断や治療開始のタイミングについては、医師と相談しながら決定します


💡 こんな方はご相談ください

  • 花粉症がつらい

  • 果物や野菜を食べると口がかゆくなる

  • 毎年同じ時期にアレルギー症状が出る

  • 将来的に症状を根本から改善したい

当院では、検査から治療まで一貫して対応しています。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

アレルギー検査は皮膚科・内科どちらでも対応可能です☺️

魚住総合クリニック

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